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 木は生き物です。乾燥するとしまり、水分を含むと膨らみます。そのため、乾燥が不十分な場合、完成後に材の割れや反りが発生しがちなのです。
 建築材料として昔から使われている国産杉の中空ログ構造を採用しました。

 国産杉を製材し芯抜きした後で、マシンカットし、機械乾燥させた狂いの少ないログ。屋根裏や床には北陸の風土に合わせ断熱性能を高め、湿気対策をしたオリジナル加工を施しています。それにより割れを防止し、美しさを保つことが可能になります。



 
 深い緑や紅葉の季節の山々に対する憧れが、いつしかログハウスに対する興味につながり、住宅の建築を手がけるかたわら、いつかはログハウスを建てたいという夢を胸に、時間を見つけては全国のログハウスを見て廻りました。しかし、経年変化による隙間や割れが多かったり、外の光が漏れていたりと、どちらかといえば一般住宅としては適さないものが多かったのです。

 半ばあきらめていた時に、現在の国産材のプレカット会社が目に止まり、中空ログと出会いました。
 とある高山市内で拝見した寺の四角い柱は、芯割り※1が無いのにも関わらず表面に割れや狂いがなかったことを思い出し、中空ログのイメージと重なりました。住職さんの説明では、昔の職人は芯を抜くことで変化を抑えているとのこと。そこで、丸太も芯を抜けば今まで心配をしていた経年変化※2が防げるのではないかと思ったのです。
 そこで、実際にプレカット工場まで出掛け、生産工程や数年を経たログハウスを見せてもらいました。狂いが少なく、今までのどのログハウスよりも素晴らしいものだったのです。その感動は今でも残っています。 木の優しさ、室内の爽やかさは今までのどんな住宅にも無いものでした。気候風土を考えると、その国で育った木や材料で家を建てることが望ましいと、実際のログハウスを見て、確信しました。

 製材所としての経験からも、国産材は狂いが少なく、加工精度も得やすく、古くから厳選し、幾世代も使われてきた実績からも安全性も高く、薬品漬けの材より、身体に優しいのは言うまでもありません。
 後日、その中空ログハウスで事務所を建て、自分の夢をかなえることが出来ました。そして、快適性や住み易さから、理想の住宅の一つと位置づけ、自分と同じ夢を持つ仲間のために、ログハウスを在来木造住宅と同じように取り扱うことを決めたのです。

 厳しい寒さや、暑さを防ぐ、自然素材を使った建設の工夫があります。当社も地域風土に合わせ長期使用に耐えるログハウスをお届けしようと素材を国産の杉に求めました。
 杉や檜は、素材の持つ除菌能力や芳香性がアロマテラピーとして、癒しや安らぎをもたらしてくれます。
 また、見た目に美しく、耐久性があり、加工や造作が容易という施工上の長所から、国内では多くの地域で植林されてきました。
 私たちは北陸の特異な気象条件のもと、夏の高温多湿・冬の寒さや積雪から身体を守るシェルター「命を守るための器」としての役割を持たせ、健康を第一に考えた「一般住宅」としてのログハウスを、お届けしたいと考えています。

※1 芯割り:柱は芯割り(もしくは背割り)といって、一番節の多い面や他人に見せない部分に芯部まで切り込みを入れることにより、表面に出る柱面の変化を少なくする方法を採っている。
※2 経年変化:ログハウス独特の荷重や乾燥によるひび割れ、歪み等



とやま家づくりの本2005 掲載
 


家作りの本2004  掲載
ハウジングパル2003 2月号掲載


家づくりの本 2002掲載
ハウジングパル2001 12月号掲載



ハウジングパル2001 2月号掲載
 


ハウジングパル2001 6月号表紙掲載
家づくりの本 2002掲載
家づくりの本 2003掲載