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    健康面で、「食」や「衣」にこだわる人たちが何故「住」にこだわらないのでしょうか。

創業時は製材業ということもあり、国産のスギやヒノキに特化した家こそ最良との考えの基に家づくりしてきました。

 今から二十数年前には、国産の自然素材にこだわった会社はほとんど無く、「便利だから」「材のくるいが無いから」といって、新建材とクロス貼りの住宅が主で、自然素材そのままの床板や壁材等は、使われることはありませんでした。

それまで自然素材を使った昔の家に呼吸器系の病気やアトピー等、シックハウス症候群という言葉は、聞かれませんでした。

 新建材を使いだしてから、体の不調を訴える人が増えてきました。今ではやっと原因の一つである有機溶剤の法規制につながっています。

空調設備(エアコン等)で快適な温度や環境で生活できる現代でも、それ自体による弊害が生み出されて、補足する機材が生まれ、薬害を薬で抑える試みがなされてきていることも事実です。

 そこで気候や環境をつくり変えて生活するのではなく、先人達の叡智を生かし、自然を取り入れて共生することこそ大切だと考えるようになりました。

 住宅にスギやヒノキを使うことは、健康安全性を考える大切な要素です。

 当社は、伝統としてのスギやヒノキの文化を大切にし、伝統として伝えながら、家づくりを進めています。

以下は、基本となるスギとヒノキのデーターです。

   
     
     
 

 
 スギ 

スギは日本で最も多く植林された木で、北海道の南部以南のほぼ日本全土にわたりスギ林がみられます。
 日本の暮らしの中にスギは多く使われており、家(建築材)や家具、彫刻、工芸、用具(樽・桶)、船、下駄などもスギで作られているものが多くあります。遺跡調査からは、縄文時代早期より使われてきたことが知られています。
スギは、日本の文化を支えてきた木といえるでしょう。
スギは日本人と相性が良く、縄文・弥生時代から、日本人の生活の中には、道具や土木施設、住宅など、スギ材がよく見られます。

スギは日本一樹高が高くなる木で、大きいものでは50m以上にもなります。スギは日本一長寿の木。樹齢2000年~3000年といわれているスギが日本各地にあります。
さらに日本で一番多く植えられている木で、木材として、最も使われている木です
     
特徴
スギは割裂性がよく、薪割りのように割ることによって、角材から板材までを作ることができます。この性質から現代のような製材用の大型の機械がなくても製材が容易だった為、古来より重要な木材として重宝されてきました。

スギは同じ針葉樹に属するヒノキやヒバなどと同じく、特有の芳香がある為、建築材などに使用して香りを楽しむだけでなく、日本酒をスギで作った樽に貯蔵することによって香りづけを行う事もあります。

用途
スギは主に建築の構造材、建具などに使用されます。その他には樽・桶・工芸品・割箸などの小物なども制作されています。

    汚染物質を吸収し、空気を浄化

 スギは大気中の有毒ガスを吸収・吸着して空気を浄化する性質もあります。
 次のグラフはスギで作られた製材がどのくらい有毒ガスを(二酸化炭素やホルムアルデヒド)を吸収するかを2つの部屋で比較した実験結果です 。
     
   
 スギが守ってきた正倉院の宝物  

保存機能は、ヒノキの部材で作られた校倉(あぜくら)や宝物全体が保存されているスギの箱(唐櫃:からびつ)によるもの。
スギには、調温作用、調湿作用をはじめ、上記の二酸化炭素濃度やホルムアルデヒド他、オゾンや二酸化窒素など宝物を劣化させるような物質を吸着してしまう機能があることが、最近になってわかっています。奈良時代には科学的な裏付けとはいきませんでしたが、人々は経験によってそれぞれの木の性質を見極め、適材適所に使用してきたのでしょう。
人間も正倉院の宝物と同じように木に囲まれて生活していれば、健康で美しく、いつまでも長生きできるのかも知れませんね。
     
   


  ノキ

ヒノキの板の温もりが人が優しくなる温もりを与えてくれる、
ヒノキの香りが、気持ちを落ち着かせてくれる。
長く使うといい表情 色合いとつやがでてきて、キズが味わいをつくってくれる。
ヒノキは何百年と長持ちします。

国産の安心して使える木材
住宅の柱、ヒノキ柱が住宅を支える、そんな強さのある木なんです。
地震の揺れに強い木、適度に揺れ、折れることなく倒壊を防ぎます。
ヒノキの匂いがもたらす効果、また 私たちの目に見えない効果が、桧(ヒノキ)にこだわる

桧(ヒノキ)は、乾燥性が良くて狂いが少ない木材です。

 

光沢のある木肌や独特の薫り

香りがストレスをやわらげる効果
・・・ヒノキチオールという芳香性のある物質が含まれています。爽快感を与え精神を落ち着かせたり血液循環の促進による疲労回復など鎮静作用がある。

人が快適に過ごせる環境を作る
・・・防音・調湿機能があるから。

お風呂・まな板に使われている
・・・抗菌・防虫効果に優れている。水にも強い。

<実例>鮮魚の下に、ヒノキの葉が敷かれているのはカビや細菌の繁殖を抑え、また酸化を防止して腐敗から食品を守る作用があるからです。

嫌な匂いを消すことができる
・・・消臭・脱臭効果がある。

腐りにくい
・・・水に強い、防虫、抗菌作用


乾燥性が良くて狂いが少ない木材です。
材質は柔らかく軽いですが、強度と耐朽性が高い優良材といえます。柱や土台に使われます。
光沢のある木肌や独特の薫りが人気の木材です。
 ※住宅金融公庫の融資条件では、ヒノキは心持ち材であれば、薬剤処理をせずに土台に使うことが認められています。
   
健康面
ヒノキの香りにはアロマ効果がある
ヒノキ材は仕上がると、美しい光沢とともに、やさしい雰囲気
特有の芳香があり、ヒノキ風呂、ヒノキ酒器など、ヒノキの香りは多くの人々に好まれています。
香りの成分はアルファピネン、ボルネオールという物質です。この他にもヒノキには気分を落ち着かせる効果があったり、除菌効果などをもつ有用な物質が多く含まれていることが分かっています。
    耐久性 
     

     木の種類と特性

   ヒノキ: 美しい光沢・特有な芳香・長期の水湿に耐える

     
     耐久性 

特徴
美しい光沢、ヒノキ特有の芳香が出てきます。心材の耐朽性が高く、水湿にも強い傾向があり。
菌や虫などに対する耐性が強く樹齢の古いものは伐採後、200年程は強度が上がると言われている程、大変、耐久性に優れた木材です。

用途
建材として利用される場合は耐久性、香りなどの点から優良材として、とても重宝されており、寺の建築などにおいてはなくてはならない木材
     

参考文献/出典

森林・林業学習館学習研究社/「日本の樹木」/新建新聞社「木の文化」/日本木材総合情報センター/60回正倉院展のポスター
木材博物館/木材創業情報センター「木ネット」/ひのき家具のマイスターマトバ/栗駒建設「木の種類と特徴」/ウッドショップ関口「木の知識」